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そんな駅の肖像を描く 駅物語
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新開地
(神戸高速鉄道・東西線/南北線)
〜 実は地上もおもしろいらしい
〜
新開地といえば阪急電車と阪神電車が並んでいる絵がおなじみ、阪急、阪神、山陽、神鉄と4社の車両がひとつの駅で見られるという「おいしい」駅である。この地下駅がおもしろいというのは鉄道が好きな人間には周知の事実だが、実は地上もおもしろいらしい。
撮影をした時には新開地という土地についてあまり下調べもしていなくて、駅の外には見るべきものはあまりないだろうとたかをくくっていた感があった。帰ってから調べるとこの新開地、かつては神戸随一の繁華街で、歩くのも大変なぐらいの人で賑わったそうだ。映画館や芝居小屋が数多く建ち、また福原は歓楽街として賑わった。
しかし昭和中期以降、映画産業の衰退とともに人通りも少なくなり、長い年月の後震災が壊滅的な打撃を与えた。しかし震災後もう一度一から街づくりを開始、アーケードを取り払い、街角にはモニュメントをたて、文化が根ざす街を目指してコンサートができる野外ステージもつくられた。またかつての映画の街新開地を復活させようと野外映画会も開かれたという。
映画「ニューシネマパラダイス」のように大きな野外スクリーンに映画が映しだされると子供達の間から歓声があがったという。
以上のことは後で調べて知ったことである。街並もしっかりカメラにおさめておけばよかったと後悔しているが、駅の中だけでも盛りだくさんの内容なので駅の外は別の機会に譲るということで納得したい。 (2002. 2.27撮影)
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